秋にリリースできるかも
満月にして半影月食の6月6日、Remerciements BLANC 2019(ルメルシマン・ブラン2019)の瓶詰を行いました。
あいにくとその夜は曇空で、お月さまは見られませんでした。
この時期の瓶詰になったのは、野生酵母による発酵がゆっくりと続いたためです。ここのテロワール(人もテロワールの一部ならば)の特徴でしょうか、人も酵母ものんびりマイペースです。
これからビン貯蔵の様子をみながら、秋に向けてリリースを予定しております。
昨年末(2019年12月)にリリースしました「Yamano-Vin-Se 2019(ヤマノヴァンセ2019)」は、購入した大町産シャルドネ、「Remerciements Nouveau 2019 Merlot San Soufre(ルメルシマン・ヌーボー2019メルロ・サンスフル)」は2019年から管理を始めた大町市平(たいら)野口(のぐち)地区圃場産メルロから醸造しました。
そいうわけで、私どもが2014年に大町市へ移住してから植え始めた葡萄からのワインはこれからリリースとなります。
委託醸造の頃からのスタイル、白の混醸ワイン(Remerciements BLANC)に加え、少量ですが赤もリリースを控えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
大変な時ですが、私たちは日々葡萄と向き合っております。
長いトンネルを抜けた後、皆様との喝采を思い描きながら。
どうぞご自愛ください。